餅花
ここ数年、お店のお正月飾りの一つに餅花を飾っています。もともとは豊作を祈願する縁起物だそうですが、雪国のある地域では木の枝に紅白のお餅を付けてお正月をお祝いして、今度は雛祭りにそれを取り外し、油で揚げてひなあられとして食べていたそうです。お正月の行事も各地域で異なりますが、私が幼い時に父がネコヤナギに色とりどりのお餅をつけて神棚に供えていたのを覚えています。その餅花は暗い座敷の部屋を一度にお花が咲いたみたいにパッと明るくしてくれました。今回も娘に手伝って貰って餅花が完成しました。いろいろ最近は紙粘土とか発泡スチロ－ルとかで出来た餅花の代用品を目にしますが、私はやっぱり本物の餅花が好き。本当に可愛っくて、心が華やぎます。私も雪国に習って、三月三日のひな祭りまで飾っておこうとそのままにしていたら、枝垂れ柳に黄緑色の葉と黄色い小花が一杯出てきました。一足早い春の訪れに感動です！ ｂｙ http://www.biganaoitori.com/
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