フランスを代表するブルーチーズで世界三大ブル-チ-ズの一つがここミヨ-のロックフォ-ルという1000人程の村
にあるそうな。
フランスではここロックフォ-ル
イタリアではゴルゴンゾ-ラ
イギリスではスティトルトン
知らない事づくしです(^_^;)
ソシエテ社の工場を見学にこのロックフォ-ルという村にやってきました。
なんと可愛い村なのでしょう!
ロックフォ-ルチ-ズを製造している会社がいくつもあります。
ここのロックフォ-ル・ブル-チ-ズは唯一羊乳から作られています。
特別チ-ズが好きという訳ではないので、あまり違いが分からないですが
チ-ズ愛好家に言わせるとここロックフォ-ルのブル-チ-ズは格別美味しい
らしいです。
じゃ、なぜ格別美味しいのか?
他の会社がマネをしても絶対同じロックフォ-ルのようなチ-ズは作れないそうです。
太古の昔、ここロックフォ-ルは大きな地殻変動が起きて巨大な洞窟が出来ました。
その洞窟がブル-チ-ズを作るのに最適な環境だったそうです。
羊が食べる牧草にもその土地ならではの微生物が付着しており、そのミルクをこの巨大洞窟の中で熟成させます。
チーズの熟成には湿度のコントロールがとても重要らしいのですが、洞窟内は湿度が95%、温度が一年を通じて9℃で外界との隙間が一杯あり、その隙間がこの地ならではの微生物を含んだ湿った空気を行き渡らせる役目もしてくれています。
湿度を持った空気は隙間を通して絶えず動いていて、カビの胞子も運んできます。
放っていても この洞窟が全てやってくれるのだそうです!!!
本当に天然の熟成庫ですね。
他ではマネ出来ない理由が分かりました。
でも、なぜこの洞窟がブル-チ-ズの熟成に適していると分かったのでしょうね。
この村の伝説によると、昔々、ある羊飼いが洞窟内にパンとチ-ズを忘れて帰り
数日後取りに行ったところチ-ズに青カビが生えていてそれを食べたらとても
美味しかった。
というお話・・・・・納得ですよね。
ソシエテ社の看板です。
ソシエテ社はロックフォ-ル製造の70%シェア-を誇る最大手の会社です。